ドゴン族、マリのバンディアガラの断崖のドゴン族の魚祭り、神聖な漁儀式
マリコーディネーター:
マリ共和国でのTV取材や撮影コーディネーターのロケ現場からの動画
ドゴン族はマリ共和国のドゴン族の地にあるアントゴと呼ばれる神聖な池において、ドゴン族の神聖な儀式が年に1回だけ開催されます。最初に危険なワニを取り除いた後、何千人ものドゴン族の男性が一気水に飛び込んで魚を捕まえようとします。彼らが捕まえる為に使う駕籠は両端に穴があります。彼らは駕籠を水に突っ込んで魚を捕まえ、次に上部の狭い穴に腕を突き刺してこれらのナマズを手で30分間勝負で取る。男性だけのものです!女性は参加しません。この祭り/儀式の間、女性はこの神聖な池に近づくことでもタブーです。魚を採るのに成功する男性は縁起が良いと言われています。例えば、今年の作物は良い収穫が出来る、結婚も出来るかも、体の具合の悪い親族の病気は治るなど。成功せず魚が捕れない男性は一年が運の悪い男性とされます。彼らは結婚できず、良い収穫がないなど。彼らにできることは、1年後に最挑戦してみることしかない!海外に済んでいるドゴン族もこのイベントに参加する為にわざわざ帰国します。開始の合図の銃声がドゴンと鳴り、男たちは一斉に池の中に突入する。漁に許される時間は約30分ほどです。この儀式で捕らえられた魚はすべて首長「ホゴン」に渡され、その後みんなに再配分されるのです。
こちらの映像はドゴン族の男性によるダマと呼ばれる儀式の様子
マウスを動画の上に移動し、ボリュームを上げて下さい。画質に関しては申し訳御座いません、許して下さい!ロケ中コーディネーターとしてメーンカメラを見守りながら、レンズが砂で傷だらけのカメラを片手で持ち、ビューファインダーを見ていられない状況で撮った映像ですが、全体の雰囲気はそれでも十分伝わると思います。